夢だけ食べてオタクしたい

大橋くんの優しさについて、自己犠牲と言われることがあるし、私もそう感じる時もあるんだけど、

 

どうしても許せない部分が大橋くんの心の中に確かにあって、それ以外のところで起きている出来事は全部、大橋くんにとっては案外へっちゃらなのかなと、最近思うようになった。

大橋くん自身が一番、どうすればベストな自分でいられるかよく把握してるのかなって。

 

許せないこと、に言及している次の2つの文章。

 

Jr.維新

「もちろんムカつくことはありますよ?けど、『しばいたろか』までにはならないです。イラついても『何やねんおまえ~』ってほっぺたをムギュってしたり、ケツをモミモミしたり(笑)。じゃれ合うことに変える」

ただし絶対に許せないことはある。

「何か人に本当の害…っていうか、身体的な何か。殴ったり、持ち物になにかしたりとかされたりを見たりしたら、すぐに怒る。中学校のとき、いじめられてる子がおって。で、いじめてる子が友達やったことがあって。『お前、何してんねん!』みたいな。そっから…まぁ俺も一瞬ハミゴになったけど、とことん話し合っていったんで」。

 

2021/3/25日刊

人を傷つける人にならないで。

僕はみんなを信じてます。

 

そんなにさ、負わなくていいんだよ、一人でできることは限られてるんだから大橋くんは上だけを見ててくれればいいよ、こっちのことはこっちでなんとかするから;;

とか私のような凡人は思うけど、出来ることは限られていると思わない人が、出来ると信じる人が、それを実現させるんだろう。だから好きなんだろうなと思った。

 

とにもかくにも、大橋くんの許せる許せないのラインははっきりしていて濃密。

 

一方で、許せない範囲の外で起きる嫌なことに関してはあえて鈍感になろうとしてるんじゃないだろうか。大橋くんが自分で言うところの「冷めてる」ところが、大橋くんを守っているのかな。冷めてる部分が、瞬時に置かれた状況も性格も感情も客観視できる能力として、大橋くんが必要以上に痛みを感じないように、ベールの役割をはたしていているといいな。

 

もっと言うと大橋くんは「冷めてる」部分をも自力でコントロールしているんじゃないかとさえ思う。日経ヘルスで言っていた、冷めた自分にならない瞬間。

 

こう見えて結構負けず嫌いなんで(笑)。そこは、冷めた自分にならないんですよ、不思議と(笑)。叱られて悔しいから、褒められるまでやったろと思ってます

 

ここは熱くなりすぎると、自分自身が燃えてしまう、だけどここは熱くなることでむしろ自分のためになるんだ、ってラインを、知ってか知らずか意識して感情を選別しているのかな。

 

許せないことは断固として許せない。どうしても自分をごまかせない範囲の境界線がくっきりしているぶん、それ以外の場所で起こる出来事に寛容でいられるのかな。

そうやってバランスを保っているのかな。そうであってほしいな。

 

そんな風に、無意識にしろ意識的にしろ感情をコントロールしているのだとしたら、自分を保つのはきっと上手だよね。

これは、そうあってほしいという私の身勝手な願いなんだけど、だとしても。

どれだけ考えたってすべてを知ることができない以上、願うことしかできないから。

 

私は大橋くんが生み出してくれる夢だけを食べてオタクすることをここに誓う。

つまり、私が書く大橋くんへの気持ちは、全部「アイドル大橋和也」に向けたものであって、

生身の大橋くんに向けたものではない。

 

大橋くんが2020/12/10で言ってた、


人それぞれ感情があって

いろいろな気持ちになって面白い

 

っていう言葉がすごく印象に残っている。

私は、人と人は分かり合えなくても、その時々で重なり合える部分が少しでもあるなら幸せだと思って生きている。こじつけみたいに大橋くんの言葉を自分の好きなように解釈しがちだから、大橋くんの言葉に、私の気持ちに少しだけ重なる部分が見いだせるように感じて、嬉しかった。

 

根本では自分と人は違う生き物だと意識しているからこそ

いろいろな気持ちになって面白い

っていう言葉が出てきたのかなと思う。

 

大橋くんはいつも、いろいろな気持ちを認めてくれるから、

みんなが同じじゃなくてもいいんだと安心させられる。

 

あとね、それに関連して、この詩を思い出したんです。私の好きな詩。

 

『みずうみ』 茨木のり子

 

(略)

人間は誰でも心の底に

しいんと静かな湖を持つべきなのだ

田沢湖のように深く青い湖をかくし持っている人は

話すとわかる 二言 三言で

それこそ しいんと落ち着いて

容易に増えも減りもしない自分の湖

さらさらと他人が降りてはいけない魔の湖

人間の魅力とは

たぶんその湖のあたりから発する霧だ

(略)

 

大橋くんに限らず誰にでもだけど、決して人には開けない部分が心のどこかにはあって、

その自分だけの居場所を死守してこそ自分の輪郭を保てるんじゃないかと思います。

 

だから安心してね大橋くん。あなたが全身で守り抜いている、自分だけの湖に決して踏み入ったりしないよ。

 

2021/3/26戒めおもおもブログ たまにはいいよねおセンチになるのも!